暗くなりかけた夕方
地平線に沿うように
赤い明かりが漏れている
ふと上を見れば
僕の真上は一番暗くて
まるで僕を見ているようだった
明るい皆に囲まれた
暗い僕のようだった
空の青い日の正午
真上を見れば
太陽があった
まるで皆を笑わせる
僕を見ているようだった
皆を照らす
明るい僕のようだった
明るい皆に囲まれた暗い僕
笑いで皆を照らす明るい僕
何だか人間っておもしろい
日や時によって
明るさも暗さも変わるんだから
毎日変わる
この空のように